2010年07月17日

S団地内部 g


IMG_0166.jpg IMG_0165.jpg

団地に引っ越して、春が過ぎ夏を迎えている。日記書くのひさしぶり。
団地日記が続いてるので、連載風に。

古い団地なので、安いけど広い。
階段をのぼるのは息切れがするけれど、押し入れも畳の部屋もあるのが嬉しい。
そして、すべての配管が部屋の中でむき出しになっている。
洗濯機置き場がないので、お風呂の中に置いている。
流し台の水道はお湯がでない。
まあ、それでもぜんぜん不自由は感じません。

マンガとビールとたべものを持って、部屋着で団地の階段をのぼりおり、
時折おたがいの部屋を行き来する。わいわい楽しげなわけでもなく、
食べたり飲んだりマンガを読んで、眠くなったら部屋に帰る。

しんじさんちで、マンガを借りる時は貸し出しメモに記載されます。
まわし読みはしちゃだめです。河内遥や雁須磨子はほとんど読んだ。
つぎちゃんからはオッス!トン子ちゃんの2、3巻を借りている。
ちょうちょぼっこも、この団地でやったらいいんでないかと思ったりする。

常々、想像して夢まで見てしまうほど、毎日の目覚めとともにきこえてくる口笛!
いったいどういった状況で吹かれているのかを想像する。

1 オウムみたいな鳥とたわむれている幼い子どもが吹いている。
2 団地の階段を降りれない身体が不自由なおじいさんが早起きしてひまつぶしに吹いている。
3 登校拒否の中学生がなんらかのSOSとして吹いている。
4 ひきこもりのおにいさんかおじさんがなにかと交信している。

なんとなく女性ではない気がする。電子音がきこえるので。
それは、オウムの声にも聞こえる気がしてきた。
幻聴ではないはずとiPhoneのボイスメモに録音もしてみたりする。
お祈りの邪魔しちゃだめよとさえ思う今日この頃。

つづく


posted by chochobocko at 00:12| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月11日

夏のS団地 S

S団地に住みはじめて、早2ヶ月が経過しようとしている。
古い古いS団地に、ちょうちょぼっこの3人(わたし、ごーださん、つぎたさん)はそれぞれ部屋を借りた。

同じ団地に3人が住むという話をすると、たいていの人は「あら、仲がよいのね」と口を揃えて言う。そうでもないんですよ、と小さく抵抗してみるけど、そもそも否定する必要はないし、きっと、そんなことを口にする人たちはわたしたちの関係性になんて、そこまで興味がない。「ふふふ」と、肯定するわけでもなく、否定するわけでもない、ごーださんの、例の曖昧なうそ笑いで返答するのが、きっと正解だ。

S団地の下には、とある宗教団体がテナントとしてはいっている。
毎日、朝の7時と夜の7時にお祈りの声と太鼓の音が響くわけだけど、これは1日のよいアクセントとなっている。子どもの頃の、5時のサイレンみたいだ。
この祈りの声は、心に平穏をもらたらす効果すら、ある。と最近はおもう。

S団地は不思議があふれている。
部屋数に対して、ゴミの量が圧倒的に少ない。人が暮らす音は、ほぼしないのに反して不思議な音が響き渡る。口笛、電子的な声、素足で団地を走りまわる音。(これはごーださんにしか聞こえないので幻聴かも)
この団地、異界過ぎるのである。ホラー過ぎるのである。

口笛の音は早朝(おそらく6時くらい)から響き渡る。どうして、こんなに大きな音で吹けるのか、という音量で、拡声器でも使ってんのか、とか思う。
わたしとごーださんは吹いている主を探そうとするけど、姿は見えない。というか、団地の人はこの音が気にならないのか!
しかし、日が沈むと、口笛の音は消える。口笛は夜、吹いてはいけません。というのを守っているのか。


口笛を吹く主を探そうとはしているけど、実際に見つけたら、それはそれで、恐怖だな、と思う今日このごろです。







posted by chochobocko at 19:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月08日

S団地にて2  f

何日か前から、しんじさんちのお風呂は工事中なので、
毎日うちに入りに来ている。でも、このところ少し団地に
泊まってなかったので、きのうはじめてお風呂上りの
しんじさんに遭遇した。帰ったら、もうすぐ出るところで、
頭にバスタオルを巻きつけて出てきたと思ったら、着替えを
入れるかごを抱えて、めがねもかけずにそのまますぐに
帰っていってしまった。誰にも会わないからそんな感じでいいらしい。
律儀に毎日、日付をメモしてお代を置いていってくれている。
posted by chochobocko at 12:45| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。