2010年11月10日

『荒地』の周辺 S

『荒地』の周辺(衣更着 信/書肆季節社)読了。
どこの古本屋でいつ購入したのかも、おぼえていない。なぜか本棚からこの本を1冊ぬきとった。
落ちついたシンプルな装幀に、鮮やかなコバルトブルーのしおりとはなぎれ。とても洒落ている。

詩人、衣更着 信のエッセイ集。文章がすーとはいってくる。相性がいいと感じる。きっと、何度も読み返したくなる本になるだろう。
鮎川信夫、中桐雅夫、黒田三郎など、『荒地』有名どころの、回想録もとてもいいけど、桑島玄二、野田理一など、あんまり知らない詩人についての文章はもっとよかった。桑島玄二の詩を読んでみたいとおもう。

中桐雅夫の「海」という詩が引かれていたけど、とてもいい詩だった。
「生きていたころのMの眼」というフレーズに、カレーを食べながら落涙。



posted by chochobocko at 23:32| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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